目次
ロゼワインとは?おすすめ銘柄・合う料理・楽しみ方完全ガイド
Rosé Wine Complete Guide
ロゼワインとは?おすすめ銘柄・合う料理・楽しみ方完全ガイド
The Color of Happiness
パリのテラスで出会った、美しいピンク色のワイン
六月のパリ。夕暮れどきのカフェテラスに腰を下ろすと、隣のテーブルでパリジェンヌたちがグラスを傾けていました。透き通るようなサーモンピンクの液体が、沈みゆく太陽の光を受けてやわらかく輝いています。それはまるで、夕焼け空をそのままグラスに閉じ込めたかのような美しさでした。
MAIAM WINES 代表・野木麻衣がパリに滞在していた26歳のあの夏。初めてプロヴァンスのロゼワインを口にした瞬間の記憶は、今でも鮮明に残っています。グラスを鼻先に近づけると、白桃とラベンダーの香りがそっと立ち上る。ひと口含むと、フレッシュなイチゴのような果実味がさらりと舌の上を流れ、地中海の潮風を思わせるミネラル感が余韻を残す——。
「ロゼは、日常そのもの」——パリジェンヌたちはそう言いました。特別な日のためではなく、仕事帰りのテラスで、週末のブランチで、友人との気ままなアペリティフで。ロゼワインは、パリの日常を少しだけ特別にしてくれるかけがえのない存在だったのです。
この記事では、ロゼワインの魅力を余すところなくお伝えします。作り方の違いによる味わいの変化から、おすすめ銘柄10選、相性抜群の料理、そして正しい飲み方まで。テーブルを整え、美しいピンク色のグラスを手に取り、ゆっくりと香りを感じながら読み進めてみてください。きっと、あなたもロゼワインの虜になるはずです。
What is Rosé Wine
ロゼワインとは — 赤でも白でもない第三のワイン
ロゼワインとは、赤ワイン用の黒ブドウを原料としながら、果皮との接触時間を調整することで美しいピンク色に仕上げたワインです。フランス語で「バラ色」を意味する「rosé(ロゼ)」の名の通り、淡いサーモンピンクから鮮やかなチェリーピンクまで、実に多彩な色合いを見せてくれます。
ロゼワインの最大の魅力は、赤ワインの果実味と白ワインの爽快感を兼ね備えていること。しっかりとしたタンニンの渋みは控えめで、フレッシュな酸味と華やかなアロマが特徴です。そのため、ワインに馴染みのない方でも親しみやすく、ワイン初心者の方が最初に出会うワインとしてもおすすめです。
世界のロゼワイン生産量の約35%を占めるのが、フランス南部のプロヴァンス地方。地中海性気候の恵みを受けた畑から生まれるプロヴァンス・ロゼは、淡い色合いとエレガントな味わいで世界中のワインラヴァーを魅了しています。MAIAM WINESがセレクトするロゼワインも、この南仏の陽光と風土を映し出した銘柄たちです。
ロゼワインの歴史 — 実はワインの原点
実は、ロゼワインはワインの歴史の中でもっとも古いスタイルのひとつ。古代ギリシャやローマの時代、ワイン造りの技術がまだ未発達だったころ、ブドウを搾って得られたワインは自然と淡い色合い——つまりロゼに近い色をしていました。濃い赤ワインを造る技術が確立されたのは、ずっと後のことなのです。
現代のロゼワイン人気を牽引しているのは、やはりフランス。2000年代以降、プロヴァンス・ロゼの世界的なブームが起こり、今ではフランスの国内ワイン消費量の約30%をロゼが占めるまでになりました。パリのビストロでも、南仏のビーチサイドでも、ロゼワインは人々の暮らしに自然に溶け込んでいます。
How Rosé is Made
ロゼワインの作り方 — 色と味わいを決める3つの製法
ロゼワインの美しい色合いは、偶然の産物ではありません。造り手が選ぶ製法によって、色の濃淡も味わいの方向性も大きく変わります。その違いを知ることは、自分好みのロゼワインを見つける近道になります。
1. セニエ法(Saignée) — 凝縮された果実味
フランス語で「血抜き」を意味するセニエ法は、赤ワインの仕込みの初期段階で果汁の一部を抜き取る製法です。黒ブドウを破砕した後、果皮と果汁を一緒にタンクに入れ、数時間から一晩ほど漬け込みます。果皮から色素と旨味成分が抽出されたところで、ピンク色に染まった果汁だけを別のタンクに移し、発酵させます。
セニエ法で造られたロゼワインは、やや濃いめのピンク色が特徴。果実味が凝縮されており、赤ワインに近いしっかりとした味わいが楽しめます。ボルドーやブルゴーニュの造り手がこの製法を好んで用います。食事と合わせるなら、セニエ法のロゼは肉料理やトマトソースのパスタとの相性が抜群です。
2. 直接圧搾法(Pressurage Direct) — 繊細でエレガント
プロヴァンスで主流の製法が、この直接圧搾法です。収穫した黒ブドウをすぐに圧搾し、果皮との接触時間を極力短くします。わずかに色づいた淡いピンクの果汁だけを取り出し、白ワインと同じように低温でゆっくりと発酵させます。
直接圧搾法が生み出すロゼは、淡くて透明感のあるサーモンピンク。白桃やグレープフルーツのような繊細なアロマと、きれいな酸味が際立つ、エレガントで軽やかな味わいです。プロヴァンス・ロゼの世界的な人気は、この製法が生む「見た目の美しさ」と「味わいの洗練」に支えられています。
3. ブレンド法(Assemblage) — シャンパーニュの伝統技法
白ワインに少量の赤ワインをブレンドしてロゼに仕上げる方法です。EUの規定では、スティルワイン(非発泡性ワイン)でのブレンド法は原則禁止されていますが、唯一の例外がシャンパーニュ地方。シャンパーニュのロゼ(ロゼ・シャンパーニュ)の多くは、このブレンド法で造られています。
ブレンド法では、赤ワインの添加量を精密にコントロールすることで、造り手の理想とする色合いと味わいを実現できます。華やかなピンクの泡が立ち上るロゼ・シャンパーニュは、お祝いの席やギフトにもふさわしい特別な一杯です。
Types & Taste
ロゼワインの種類と味わい — 自分好みの一杯を見つける
ロゼワインと一口に言っても、味わいのスタイルは実にさまざま。大きく3つのタイプに分けると、自分の好みに合ったロゼワインが見つけやすくなります。
辛口ロゼ — 食事を引き立てるドライな味わい
現在のロゼワインの主流は辛口(セック)スタイルです。残糖分が少なく、キリッとした酸味とフレッシュな果実味が特徴。プロヴァンスをはじめ、ローヌ(タヴェル)、ラングドックなど、南仏の辛口ロゼが世界的に高い評価を受けています。
グラスに注ぐと、淡いサーモンピンクから薄いオニオンスキンの色合い。白桃、さくらんぼ、柑橘類の香りがふわりと立ち上がり、口に含むと爽やかな酸味とともにミネラル感が広がります。食事と合わせることを前提に造られているため、前菜からメインディッシュまで幅広い料理のパートナーになってくれます。
やや甘口ロゼ — 華やかで親しみやすい味わい
少し残糖分を残した、ほんのり甘いスタイルのロゼワイン。ロワール地方のロゼ・ダンジュ(Rosé d’Anjou)や、カリフォルニアのホワイト・ジンファンデルが代表的です。
イチゴやラズベリーのような甘酸っぱいアロマが華やかに広がり、口当たりはやわらかくまろやか。ワインの渋みや酸味が苦手な方にも親しみやすい味わいです。スパイシーなエスニック料理や、フルーツを使ったデザートとの相性が光ります。少し冷やすと甘さが引き締まり、さらにバランスのよい味わいになります。
スパークリングロゼ — 華やぎのピンクの泡
きめ細やかな泡とともに立ち上る、美しいピンク色のスパークリングワイン。ロゼ・シャンパーニュを頂点に、クレマン・ド・ロワールやクレマン・ダルザスなど、フランス各地で魅力的なスパークリングロゼが造られています。
グラスの中で踊る繊細な泡が、赤い果実のアロマをやさしく運んでくれます。乾杯のシーンや大切な方へのワインギフトにもふさわしい、特別感のある一杯。食前酒としてはもちろん、寿司や天ぷらなどの繊細な和食とも美しく寄り添います。
まだ自分の好みが分からないという方は、FIND YOUR WINEで好みのワインタイプを診断してみてください。ロゼワインの飲み比べなら、MAIAM WINESの100mlボトルで複数の産地やスタイルを少しずつお試しいただくのもおすすめです。
Our Rosé Selection
【厳選】おすすめロゼワイン10選
フランス全土のワイナリーを自ら巡り、生産者と対話を重ねてきたMAIAM WINESの視点から、いま飲んでほしいロゼワインを10本厳選しました。テロワールの個性が光る銘柄ばかりです。産地別にご紹介します。
フランス・プロヴァンスのロゼ
ロゼワインの聖地、プロヴァンス。地中海沿いに広がる畑では、ミストラルと呼ばれる北風がブドウを健やかに育み、たっぷりの日照が果実を完熟させます。淡い色合いとエレガントな味わいは、このテロワールならではの贈り物です。
1. シャトー・ミニュティー キュヴェ・ロゼ・エ・オール
産地: AOCコート・ド・プロヴァンス | 品種: グルナッシュ、サンソー、シラー
サントロペの丘に佇むシャトー・ミニュティーは、プロヴァンス・ロゼの名門中の名門。グラスに注ぐと、淡く輝くサーモンピンクが目に美しい。白桃とグレープフルーツの香りが溶け合い、ひと口含むと、きめ細やかなミネラル感が舌の上をすべるように広がります。テラスで陽光を浴びながらいただきたい、プロヴァンスの太陽を瓶に閉じ込めたような一本です。
2. ドメーヌ・オット クロ・ミレイユ・ロゼ・クール・ド・グレン
産地: AOCコート・ド・プロヴァンス | 品種: グルナッシュ、サンソー
プロヴァンス・ロゼの最高峰と称されるドメーヌ・オット。特徴的な曲線を描くボトルの中に、造り手の妥協なき美意識が凝縮されています。ローズペタルとフレッシュアーモンドの繊細なアロマ、絹のようになめらかな口当たり。余韻に漂う地中海のハーブの香りが、プロヴァンスの風景を呼び起こします。特別な日の乾杯に、大切な方への贈り物にもふさわしい気品ある一杯です。
3. シャトー・デスクラン ウィスパリング・エンジェル
産地: AOCコート・ド・プロヴァンス | 品種: グルナッシュ、ロール(ヴェルメンティーノ)
世界で最も売れているプロヴァンス・ロゼのひとつ。淡いペールピンクの色合いは、まさに「囁く天使」の名にふさわしいやさしさ。白い花とストロベリーのアロマが華やかに広がり、ミネラル豊かなフィニッシュが爽やかな余韻を残します。親しい友人との気軽な集まりに、テーブルの上でそっと幸せを運んでくれるワインです。
4. エム・ド・ミニュティー
産地: AOCコート・ド・プロヴァンス | 品種: グルナッシュ、シラー、サンソー
シャトー・ミニュティーのプレミアムライン。M字のエンボスが刻まれたエレガントなボトルに、プロヴァンスの真髄が詰まっています。野イチゴとローズマリーが溶け合う複雑なアロマ、やわらかくもしっかりとした骨格。時間とともに表情を変えていくこのワインは、一杯ずつゆっくりと向き合いたい特別なロゼです。
フランス・その他の産地
プロヴァンスだけがフランスのロゼではありません。ローヌ、ロワール、ボルドー、シャンパーニュ——それぞれの産地が独自のテロワールを映し出すロゼワインを生み出しています。
5. タヴェル ドメーヌ・ド・ラ・モルドレ
産地: AOCタヴェル(南ローヌ) | 品種: グルナッシュ、クレレット、ブールブーラン
フランスで唯一、ロゼワインしか造らないAOCとして知られるタヴェル。その色はプロヴァンスのロゼよりもひと回り濃い、鮮やかなチェリーピンク。フランボワーズとスパイスの力強いアロマ、しっかりとしたボディ感があり、赤ワインのような存在感でメインディッシュにも堂々と寄り添います。14世紀のフランス王フィリップ6世も愛飲したと伝わる、由緒あるロゼの名産地です。
6. ロゼ・ダンジュ ドメーヌ・デ・オート・ウシュ
産地: AOCロゼ・ダンジュ(ロワール) | 品種: グロロー
ロワール河沿いのアンジュ地方が生むやや甘口のロゼ。可愛らしいサーモンピンクの色合いが目を引きます。イチゴキャンディーやバラの花びらの甘いアロマ、ほのかな残糖がやわらかい口当たりを演出。きれいな酸味が甘さを引き締めるので、べたつかずにエレガントな余韻が続きます。ワインを飲み始めたばかりの方にもおすすめしやすい一本です。
7. ローラン・ペリエ キュヴェ・ロゼ
産地: AOCシャンパーニュ | 品種: ピノ・ノワール
ピノ・ノワール100%で造られる贅沢なロゼ・シャンパーニュ。セニエ法を採用した数少ないメゾンのひとつです。グラスの中で踊るきめ細やかな泡に乗って、フレッシュなラズベリーとスグリの華やかなアロマが立ち上がります。果実味とブリオッシュのニュアンスが見事に融合した複雑な味わい。特別な記念日や、大切な方へのギフトに。
8. クレマン・ド・ボルドー ロゼ ジャイヤンス
産地: AOCクレマン・ド・ボルドー | 品種: カベルネ・フラン、メルロー
ボルドーの伝統的な赤ワイン品種から造るスパークリングロゼ。シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵方式で仕上げることで、きめ細やかな泡立ちと奥行きのある味わいが生まれます。ワイルドストロベリーとブリオッシュの香りが心地よく、上品な泡が舌を軽やかに包みます。手が届きやすい価格帯で本格的なスパークリングロゼを楽しめる、うれしい選択肢です。
その他の国のロゼ
フランスが育んだロゼの伝統は、今や世界中に広がっています。それぞれの産地の風土とブドウ品種が生み出す、個性豊かなロゼワインにも目を向けてみましょう。
9. マルケス・デ・リスカル ロサード
産地: リオハ(スペイン) | 品種: テンプラニーリョ、ガルナッチャ
スペインを代表する名門ワイナリーが手がけるロゼ。鮮やかなラズベリーピンクが華やかな印象。テンプラニーリョが生む赤い果実のアロマと、ガルナッチャの丸みのある口当たりが見事にバランス。トマトベースのスペイン料理やタパスとの相性は言うまでもなく、パエリアと合わせれば、地中海の食卓が自宅に広がります。
10. サンタ・リタ 120 ロゼ
産地: セントラル・ヴァレー(チリ) | 品種: カベルネ・ソーヴィニヨン
チリの温暖な気候が生む、果実味豊かなロゼ。チェリーやスイカを思わせるフルーティなアロマが明るく弾け、軽やかな口当たりながら心地よいボディ感があります。バーベキューやピクニック、カジュアルなホームパーティーのお供に最適。ワインの新しい楽しみ方を広げてくれる一本です。
これらのロゼワインをグラス一杯から試してみたい方は、MAIAM WINESのラインナップをぜひご覧ください。100mlの美しいガラス瓶(FLACONWIT®)で、複数の産地のロゼを少しずつ飲み比べる贅沢な体験をお楽しみいただけます。
Perfect Pairing
ロゼワインに合う料理・おつまみ
ロゼワインの最大の強みは、その万能なペアリング力。赤ワインのコクと白ワインの爽やかさを併せ持つロゼは、和洋中を問わず驚くほど幅広い料理と調和します。マリアージュの基本を押さえながら、ロゼワインならではの組み合わせを探ってみましょう。
前菜・軽めの料理
生ハムとメロン — 塩味と甘みのコントラストに、辛口ロゼのフレッシュな酸味が美しく架け橋をかけます。プロヴァンスの造り手が最もおすすめするペアリングのひとつ。
スモークサーモンとクリームチーズ — サーモンのオレンジ色がロゼのピンクと視覚的にも美しいハーモニー。スモークの芳しさとロゼのフルーティな果実味が口の中で溶け合います。
カプレーゼ — トマトの甘酸っぱさ、モッツァレラのミルキーなコク、バジルの清涼感。辛口ロゼが持つ繊細な酸味が、すべての要素をやさしくまとめ上げます。
魚介料理
エビのガーリックソテー — プリッとしたエビの食感とガーリックの香ばしさ。ロゼワインのミネラル感がエビの甘みを引き立て、ガーリックのパンチをエレガントに包み込みます。
ブイヤベース — 南仏の港町マルセイユの名物料理とプロヴァンス・ロゼは、まさに生まれ故郷を同じくする黄金の組み合わせ。サフランの香りと魚介の旨味にロゼの果実味が寄り添い、地中海の景色がテーブルに広がるようです。
鮎の塩焼き — 意外に思われるかもしれませんが、日本の川魚とロゼワインの相性は絶品。鮎特有のほろ苦いワタの風味に、ロゼの穏やかなタンニンが静かに寄り添います。
肉料理
鶏もも肉のローストハーブ風味 — ジューシーな鶏肉とローズマリーの香りに、ロゼの赤い果実のニュアンスが美しく調和。赤ワインほど重くなく、白ワインでは物足りない——そんなときにロゼが見事な答えを出してくれます。
ローストポーク — 豚肉のやわらかな甘みとロゼのフルーティさが織りなす穏やかなマリアージュ。リンゴやハチミツを使ったソースと合わせれば、さらに味わいが深まります。
和食
ちらし寿司 — 色とりどりの海鮮と酢飯の組み合わせは、ロゼワインのために生まれたかのよう。見た目の華やかさも相まって、春のお祝いの食卓にぴったりです。
天ぷら — サクッと揚がった衣の軽やかさと素材の旨味を、冷えた辛口ロゼが引き立てます。塩でいただく天ぷらとの組み合わせは、白ワインを超える驚きがあるはず。
焼き鳥(塩) — 炭火で焼いた鶏の香ばしさとジューシーさに、ロゼのフレッシュな酸味が心地よい清涼感をプラス。気取らないロゼの楽しみ方として、ぜひお試しください。
エスニック料理
生春巻き・パッタイ — ロゼワインが世界的に注目される理由のひとつが、アジア料理との相性の良さ。甘辛酸の複雑な味わいと、ロゼのフルーティさ・爽やかさが絶妙なバランスを生み出します。
タンドリーチキン — スパイシーな味付けにやや甘口ロゼを合わせると、スパイスの刺激をやわらかく包み込みながら、料理の風味を一層引き立ててくれます。
おつまみ・軽食
オリーブとドライフルーツ — グリーンオリーブの塩味とドライアプリコットの甘さ、そしてロゼワイン。三位一体のバランスが、シンプルながら至福のひとときを演出します。
マルゲリータピザ — トマトソース、モッツァレラ、バジル。イタリアの定番ピザとロゼワインは、色合いも味わいも完璧なマッチング。カジュアルに楽しむロゼの醍醐味がここにあります。
ペアリングをもっと深く楽しみたい方は、MAIAM WINESのペアリングコースもぜひご覧ください。ワインと料理の組み合わせを、五感で味わう特別な体験をご提案しています。赤ワインのペアリングにご興味のある方は、こちらの記事もご参照ください。
Serving Guide
ロゼワインの正しい飲み方・温度
ロゼワインの魅力を最大限に引き出すには、ほんの少しの心配りが大切です。温度、グラス、注ぎ方——それぞれのポイントを押さえるだけで、同じワインの味わいが大きく変わります。
理想の温度 — 8〜12℃がベスト
ロゼワインの飲み頃温度は8〜12℃。冷蔵庫で2〜3時間冷やすと、ちょうどよい温度になります。
辛口プロヴァンス・ロゼ: 8〜10℃ — やや低めの温度で、きりっとした酸味とミネラル感を際立たせます。暑い夏の日には、氷を入れたワインクーラーでしっかり冷やすのがフランス流。
コクのあるタヴェル・ロゼ: 10〜12℃ — 少し温度を上げると、凝縮した果実味とスパイスのアロマが花開きます。肉料理に合わせる際はこの温度帯がおすすめ。
スパークリング・ロゼ: 6〜8℃ — しっかり冷やすことで泡立ちがきめ細やかになり、爽快感がアップ。冷蔵庫なら3〜4時間が目安です。
グラスの選び方
ロゼワインには、白ワイン用のチューリップ型グラスが最適です。ボウルがやや小ぶりなので香りが集中しやすく、ロゼの繊細なアロマを余さず感じ取れます。ワイングラスの持ち方は、ステム(脚の部分)を持つのが基本。手の温度がワインに伝わるのを防ぎ、冷たい温度を長くキープできます。
スパークリングロゼの場合は、フルート型グラスがおすすめ。細長い形状が泡を美しく立ち上らせ、ロゼのピンク色と泡のコントラストが目にも楽しい演出になります。
開栓と保存のコツ
ロゼワインは、フレッシュなうちに楽しむのが鉄則。多くのロゼワインは、造られた年のヴィンテージから1〜2年以内が飲み頃です。開栓後はコルクまたはワインストッパーで密閉し、冷蔵庫に入れれば2〜3日は楽しめますが、やはり初日の鮮度が一番です。
MAIAM WINESの100mlボトルなら、グラス一杯分なので開けたその場で飲み切れます。いつでも開けたての鮮度を味わえるのは、少量ワインならではの醍醐味。飲みきれないという心配から解放されて、その日の気分で気軽にロゼを選ぶことができます。
Art of Living with Rosé
ロゼワインの楽しみ方 — 春夏のテラスから日常の食卓まで
ロゼワインには、赤や白にはない独特の「華やぎ」があります。その美しいピンク色は、テーブルに置くだけで空間をやさしく彩り、日常をほんの少しだけ特別な時間に変えてくれます。ここでは、季節やシーンに合わせたロゼワインの楽しみ方をご提案します。
春のお花見ロゼ
桜のピンクとロゼワインのピンク——これほど美しい色の共演があるでしょうか。お花見の席にロゼワインを持参すれば、それだけでテーブルが華やぎます。100mlの小さなボトルなら、持ち運びも軽やかで、屋外での気軽なアペリティフにぴったり。桜餅や三色団子とのマリアージュも、春ならではの楽しみです。
夏のテラスロゼ
プロヴァンスの人々が最もロゼワインを楽しむのは、やはり夏のテラス。しっかり冷やした辛口ロゼを氷入りのクーラーから取り出し、太陽の下でグラスを傾ける至福のひととき。日本でも、ベランダやバルコニーに小さなテーブルを出して、自分だけのテラス空間を演出してみてはいかがでしょう。冷製パスタやガスパチョとともに楽しめば、気分はすっかり南仏です。
秋冬のディナーロゼ
ロゼワインは夏だけのもの? いいえ、決してそんなことはありません。タヴェルのようなコクのあるロゼワインは、秋冬の温かい料理と見事に調和します。キノコのクリームパスタ、鴨のコンフィ、グラタン——少し温度を高めに設定した(10〜12℃)ロゼワインは、こっくりとした料理の脂を爽やかに洗い流してくれます。
自分へのご褒美ロゼ
一日の終わりに、お気に入りのグラスにロゼワインを注ぐ。好きな音楽をかけて、キャンドルに火を灯して。たったそれだけのことで、いつもの夜が特別な自分時間に変わります。MAIAM WINESの100mlボトルは、そんな「グラス一杯の幸せ」のためにあります。フルボトルを開ける必要がないからこそ、毎日でも、思い立ったその瞬間に、上質なロゼワインを一杯だけ楽しむことができるのです。
飲み比べで広がるロゼの世界
プロヴァンス、タヴェル、ロワール——産地の異なるロゼワインを並べて飲み比べると、同じ「ロゼ」でもテロワールによって驚くほど味わいが違うことに気づかされます。色の濃淡、香りの方向性、酸味とボディのバランス。自分の好みを言葉にできるようになったとき、ワインの楽しみ方は何倍にも広がります。
MAIAM WINESの100mlボトルなら、3〜4種類のロゼを一度に開けて飲み比べることも。ワインリストから気になるロゼを選んで、あなただけの飲み比べ体験を楽しんでみてください。
FAQ
ロゼワインに関するよくある質問
ロゼワインとはどんなワインですか?
ロゼワインは、赤ワイン用の黒ブドウを使いながら、果皮との接触時間を短く抑えることで美しいピンク色に仕上げたワインです。赤ワインのような果実味と白ワインのような爽やかさを兼ね備え、辛口から甘口、スパークリングまで幅広いスタイルがあります。フランス・プロヴァンス地方が世界最大の産地として知られています。
ロゼワインに合う料理は何ですか?
ロゼワインは赤と白の長所を兼ね備えているため、非常に幅広い料理と合います。特に相性がよいのは、生ハムやサーモン、エビなどの魚介料理、トマトを使ったパスタやピザ、エスニック料理(タイ料理、ベトナム料理)、和食では天ぷらやちらし寿司などです。辛口ロゼは前菜からメインまで、やや甘口ロゼはスパイシーな料理やデザートとも好相性です。
ロゼワインの適切な飲み頃温度は?
ロゼワインの理想的な温度は8〜12℃です。辛口のプロヴァンスロゼは8〜10℃とやや低めに、コクのあるタヴェルロゼは10〜12℃がおすすめです。冷蔵庫で2〜3時間冷やすとちょうどよい温度になります。温度が上がると香りが開き、冷やすとキリッとした爽快感が際立ちます。
ロゼワインはどうやって作られるのですか?
ロゼワインの主な製法は3つあります。(1)セニエ法:黒ブドウの果汁を果皮と短時間接触させて色を抽出する方法。(2)直接圧搾法:黒ブドウをすぐに圧搾し、淡いピンク色の果汁だけを発酵させる方法(プロヴァンスで主流)。(3)ブレンド法:白ワインと赤ワインをブレンドする方法で、主にシャンパーニュ地方のロゼスパークリングで用いられます。
ロゼワインは甘口ですか?辛口ですか?
現在世界で生産されるロゼワインの多くは辛口です。特にフランス・プロヴァンス産のロゼは、すっきりとしたドライな味わいが主流です。ただし、カリフォルニアのホワイト・ジンファンデルや一部のアンジュ・ロゼのようにやや甘口のスタイルもあります。ラベルに「sec(セック)」と書かれていれば辛口、「demi-sec(ドゥミ・セック)」ならやや甘口の目安になります。
ロゼワインを気軽に試す方法はありますか?
MAIAM WINESの100mlボトルなら、グラス一杯分のロゼワインを気軽にお試しいただけます。フルボトルを開けて飲みきれないという心配がなく、プロヴァンスやボルドーなど産地の異なるロゼワインを少しずつ飲み比べることも可能です。FIND YOUR WINE機能でお好みに合ったロゼワインを見つけてみてください。
ロゼワインにはどんなグラスが合いますか?
ロゼワインには白ワイン用のチューリップ型グラスがおすすめです。やや小ぶりなボウルが香りを集中させ、ロゼの繊細なアロマを楽しめます。スパークリングロゼにはフルート型グラスが美しい泡立ちを引き立てます。グラス選びに迷ったら、万能型のワイングラスでも十分に楽しめます。ワイングラスの持ち方もぜひご参照ください。
A Glass of Rosé Happiness
グラス一杯のロゼから、はじめてみませんか
MAIAM WINESの100mlボトルなら、プロヴァンスをはじめとするフランス各地のロゼワインを、グラス一杯から気軽にお楽しみいただけます。日常をほんの少しだけ特別にしてくれる、あなただけのロゼワインを見つけてみてください。