グラスに注ぐワインの量、実はただ何となく目分量で注いでいませんか?実は、ワインの種類やグラスの形状によって、適切な量が異なってくるのです。
この記事では、ワイングラスに注ぐ量の目安と、その理由について解説します♬
目次
ワイングラスに注ぐ適量は90~120ml
ワインを注ぐ際の一般的な量は90~120mlです。これは、ワインの香りや味わいを十分に楽しむための適量とされています。過剰に注ぐと、ワインの香りがグラスの中で広がりにくくなったり、温度が上がりすぎてしまったりする点に注意が必要です。
ワイングラスに注ぐ目安は、グラスの約3分の1にすると良いとされています。ワインの香りがグラス内でしっかりと広がるので、香りを楽しめるでしょう。また、グラスを持ちやすく、ワインを回しやすくなります♬
なお、ワインの種類やグラスの大きさによって、適量は異なります。例えば、赤ワインは香りを楽しむために大きめのグラスに少量注ぐことが多く、白ワインは冷えた温度をキープするために温度を小さめのグラスに注ぐことが一般的です。
また、スパークリングワインは泡を楽しむためにフルート型のグラスに注ぎます。
ワインの正しい注ぎ方
ここからは、ワインの注ぎ方について説明していきます♬
1.ラベルをゲスト側に向ける
ワインボトルのラベルをゲスト側に向けることで、ゲストがワインの銘柄や年を確認しやすくなります。また、注ぐ際にラベルが見えることで、エレガントな印象を与えます。
2.ゆっくりと注ぐ
ワインをゆっくりと注ぐことで、ワインの香りや味わいを損なわずに楽しむことができます。また、急いで注ぐとワインが飛び散る可能性があるため、注意が必要です。
3.ワインの澱(おり)を避ける
特に赤ワインや古いワインには澱(おり)が含まれていることがあります。澱があるワインは、ボトルの最後の部分は注がないようにするか、デキャンタを使用することが推奨されます。
4.ワインを注いだ時、ボトルの口の部分にトーションを添える
ワインを注いだ際は、ボトルの口の部分にトーションを添えるようにして、テーブルやグラスを汚さないようにします。
ワインボトル1本はグラス何杯分?
一般的に、ワインボトル1本(フルボトル)の容量は750mlです。
先ほど紹介したように、ワイングラスに注ぐ一般的な量は90~120mlなので、ワインボトル1本で約6~8杯分となります。まれに、900mlや1.5lの大容量ボトルもあります。
初心者におすすめのワイングラスの容量
初心者には、ワイングラスの容量として330ml前後のものが適しています。ワインを適量(100ml前後)注いだ際にグラス全体の1/3となるもの、つまり330ml程度の容量ということです。
この容量は、ワインの香りや味わいを十分に楽しむために適度な量で、過剰に注ぎすぎることを防ぎます。
なお、形状は万能型がおすすめです。
ワイングラス探しを検討している方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
関連記事:ワイングラスのおすすめブランド10選!おしゃれなデザインから万能型、コスパ重視まで紹介
ワインを注ぐときに注意すべきマナー
ワインを注ぐときには注意しなければならないポイントがいくつかあります。注ぎ方のマナーについて見ていきましょう♬
ワインを注ぐ順番を意識する
ワインを注ぐ順番は、一般的に年長者や女性から始めるのがマナーです。特にフォーマルな場では、ゲストに最初に注ぎ、ホストに最後に注ぐようにしましょう。
ボトルとグラスの距離を適切に保つ
ワインを注ぐ際には、ボトルの口とグラスの縁の距離を適切に保つことが重要です。通常、ボトルの口をグラスの縁に近づけすぎないようにし、約2〜3センチメートルの距離を保つと良いでしょう。これにより、ワインがこぼれにくくなります★
高級レストランでは自分で注がない
高級レストランでは、ワインを自分で注ぐのは避けるべきです。ソムリエやウェイターがワインを注ぐ役割を担っているため、彼らに任せるのがマナーです。
スパークリングワインは2回に分けて注ぐ
スパークリングワインを注ぐ際には、2回に分けて注ぐのがポイントです。これにより、泡が過剰に立つのを防ぎ、スムーズに注ぐことができます!
ワイングラス⇨グラスワインの量に関してよくある質問
ここからは、ワイングラスの量に関してよくある質問に回答していきます。
グラスワイン一杯に含まれるアルコールは何グラム?
グラスワイン1杯に含まれるアルコール度数は、ワインの種類や注ぐ量によって異なりますが、一般的にはグラス一杯で10グラム程度と言われています。
参考:厚生労働省|健康21
グラスワイン一杯のカロリーはどのくらい?
ワイングラス1杯のカロリーは、ワインの種類やグラスの量によって異なりますが、一般的には75kcal前後と言われています。
これは、ご飯茶碗1杯(約150g)のカロリーと同じくらいです。
ワインを飲むのは一日何杯までが適量?
厚生労働省が推進する「健康日本21」によると、1日の純アルコール摂取量を20g程度に抑えることが、節度ある適度な飲酒とされています。
これは、ワインの場合で換算すると、約2杯となります。
参考:厚生労働省|健康21
なぜ白ワイングラスより赤ワイングラスのほうが大きいの?
赤ワインは、白ワインに比べて、果皮や種子の要素等が含まれるため、より多くの香りと複雑な味わいを持っています。大きなグラスを使うことで、ワインが空気に触れる面積が広くなり、香りや味がより引き立つのです。
一方で白ワインは、赤ワインよりも繊細な香りと爽やかな味わいを持っています。小さなグラスを使うことで、香りをしっかりと捉えることができ、温度の上昇を抑えることができます。
まとめ
ワインを美味しく楽しむためには、適切な量を注ぐことが重要です。一般的に、ワイングラスに注ぐ量は90~120ml程度で、グラスの約3分の1が目安です。これは香りや味わいを十分に楽しむための適量とされています。
注ぐ際は、ラベルをゲストの方へ向けて注ぐようにします。ボトル1本(750ml)は約6~8杯分です。初心者には330ml前後の容量のグラスがおすすめです。
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